蛍光X線スペクトロメータとは? わかりやすく解説

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蛍光X線スペクトロメータ (XRS)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 01:00 UTC 版)

はやぶさ (探査機)」の記事における「蛍光X線スペクトロメータ (XRS)」の解説

X線蛍光分光器とも呼ばれるXRS (X-Ray Spectrometer) は、3.5度×3.5度の視野角持ち1.0 - 10keVのエネルギー帯域のX線を160eVの分解能検知することができる。本来の小惑星組成検知する底面取付けられセンサー部にはX線CCD素子が4用いられており、太陽活動によってX線放射量が変化するのを補正するための側面飛び出した位置にある標準試料捉えている別に1枚使用され合計5X線CCD素子搭載されている。センサー部だけで1.7kg重量であり、センサー部とは別にXRS用の電子回路が共通電回路部内収納されている。オンボードコンピュータ(OBC)としてSTRAIGHTプログラム開発されたSH-OBCを採用し当時惑星探査用としては高速だったSH-3(SH7708)の三重冗長系によって観測画像機上解析実現した

※この「蛍光X線スペクトロメータ (XRS)」の解説は、「はやぶさ (探査機)」の解説の一部です。
「蛍光X線スペクトロメータ (XRS)」を含む「はやぶさ (探査機)」の記事については、「はやぶさ (探査機)」の概要を参照ください。

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