藤沢志光とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 藤沢志光の意味・解説 

藤沢志光

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/06 13:52 UTC 版)

藤澤 志光(ふじさわ しこう、1945年昭和20年)1月5日[1] - )は、日本の元政治家

東京都荒川区長(1期)、東京都議会議員(5期)、荒川区議会議員(5期)を務めた。

経歴

東京都荒川区生まれ。荒川区立尾久西小学校開成中学校・高等学校慶應義塾大学法学部政治学科卒業。

1975年、荒川区議会議員選挙に出馬し、初当選。区議を1979年まで2期務めた後、東京都議会議員選挙に出馬し、当選。都議を5期務める。都議会では、自民党の幹事長、政調会長、総務会長を歴任。東京都監査委員1期務める。

2001年、荒川区長藤枝和博から後継指名を受け、荒川区長選挙に出馬し、当選した[2][3]

2004年5月、荒川区の元助役高橋祥三が収賄容疑で逮捕され、同年9月に藤澤が収賄容疑で逮捕[2][3][4][5]。逮捕から1週間後、荒川区長を辞職した。藤澤は容疑を否認し無罪を主張したが、2006年2月、東京地方裁判所懲役2年6ヶ月、執行猶予5年、追徴金150万円の有罪判決を下した[6]。藤澤は控訴したが、4月に控訴を取り下げたため、有罪判決が確定。2000年春の褒章で藍綬褒章を受章していたが[7]、2006年10月31日に返上した[8]

執行猶予期間の明けた2011年4月、荒川区議会議員選挙に立候補しトップ当選、政界復帰を果たした。区議会では一人会派の「荒川区改革の会」として活動する。2015年、4選。2019年、5選、一人会派「自由民主の会」となる[9]

2023年に荒川区議会議員を引退した。

著作

  • 『荒川区全国一への挑戦』(2004年、双葉社

脚注

  1. ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、133頁。
  2. ^ a b 東京都荒川区長を逮捕 区庁舎管理業務めぐり収賄容疑」『朝日新聞朝日新聞社、2004年9月18日。オリジナルの2004年9月20日時点におけるアーカイブ。2025年7月6日閲覧。
  3. ^ a b 荒川区長、施設の運営業務の受注にも便宜…贈賄側供述」『読売新聞読売新聞社、2004年9月20日。オリジナルの2004年9月26日時点におけるアーカイブ。2025年7月6日閲覧。
  4. ^ 荒川区長を逮捕 業者から収賄の疑い」『東京新聞中日新聞東京本社、2004年9月19日。オリジナルの2004年9月23日時点におけるアーカイブ。2025年7月6日閲覧。
  5. ^ 「清掃業務」汚職事件で前荒川区長を起訴」『読売新聞』読売新聞社、2004年10月9日。オリジナルの2004年10月9日時点におけるアーカイブ。2025年7月6日閲覧。
  6. ^ 前荒川区長に有罪判決 贈収賄事件で東京地裁」『朝日新聞』朝日新聞社、2006年2月15日。オリジナルの2006年2月17日時点におけるアーカイブ。2025年7月6日閲覧。
  7. ^ 『官報』号外第86号30-32頁 平成12年5月1日号
  8. ^ 『官報』第4462号9-10頁 平成18年11月13日号
  9. ^ 荒川区議会議員 全議員名簿 2019年5月14日 あらかわ区議会

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「藤沢志光」の関連用語

藤沢志光のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



藤沢志光のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの藤沢志光 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS