薩摩派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 02:08 UTC 版)
鹿児島県(旧薩摩藩)をはじめとする九州出身者で構成される派閥。トップは権藤秀夫警視監。新垣警察庁長官、荒巻警視総監も薩摩派の出身。漣の同期で新垣長官の息子である新垣広海も当初この派閥に属していた。千堂曰く23年前(1996年)は"イケイケ"だったらしく、押収品である拳銃の横流しで得た金を派閥の軍資金としており、漣の父・勇仁の死にも関わっていた。5年後、矢上新警視総監率いる「薩摩強硬派」と内閣情報官に転出させられた権藤率いる「薩摩穏健派」に分裂し、手柄のためなら違法行為も辞さない強硬派が勢力を強める一方で、穏健派は鳴りを潜める。吉永は、千堂が薩摩派の弱体化を狙い内部分裂を仕組んだのではないかと疑っていたが、最終話にて内部分裂を起こさせたのが矢上総監であることが判明する。
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