蕪村妖怪絵巻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/06 05:06 UTC 版)
『蕪村妖怪絵巻』(ぶそんようかいえまき)は、江戸時代中期の俳人・画家である与謝蕪村による日本の妖怪絵巻。現在、現物は所在不明となっている。昭和3年(1928年)北田紫水文庫[1]から刊行された復刻版によって内容が知られている[2][3]。
- ^ 北田紫水 (1874-1944)による俳諧書を中心とした蔵書コレクション。紫水没後に売却されたほか、戦災に遭うなどして散逸しており、旧蔵品は売却先となった綿屋文庫(天理図書館)にまとまったものがある他、国立国会図書館、早稲田大学図書館をはじめ各所にみられる。
- ^ a b c 兵庫県立歴史博物館・京都国際マンガミュージアム編『図説 妖怪画の系譜』河出書房新社〈ふくろうの本〉、2009年、12-14頁。ISBN 978-4-309-76125-1。
- ^ 現在、書籍などに掲載されている写真図版は北田紫水文庫の復刻版が原図として使われている。
- ^ 谷川健一監修『別冊太陽 日本の妖怪』平凡社、1987年、112-113頁。ISBN 978-4-582-92057-4。
- ^ a b 乾猷平『蕪村妖怪絵巻解説』 北田紫水文庫 1928年 4-5頁
- ^ a b 湯本豪一編著『妖怪百物語絵巻』国書刊行会、2003年、122頁。ISBN 978-4-336-04547-8。
- ^ 乾猷平『蕪村妖怪絵巻解説』 北田紫水文庫 1928年 10-11頁
- ^ 乾猷平『蕪村妖怪絵巻解説』 北田紫水文庫 1928年 1-4頁
- 1 蕪村妖怪絵巻とは
- 2 蕪村妖怪絵巻の概要
- 蕪村妖怪絵巻のページへのリンク