蓮池蒔絵経箱
主名称: | 蓮池蒔絵経箱 |
指定番号: | 2599 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 2000.12.04(平成12.12.04) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | |
員数: | 1合 |
時代区分: | 平安時代 |
年代: | 12世紀 |
検索年代: | |
解説文: | 経箱の形態や蒔絵技法において、平安時代の特徴が顕著に認められる作品である。特に、ゆるやかな甲盛とわずかな胴張を有する蓋が、二段重ねの身全体にかぶさる形態や、平塵地に研出蒔絵の技法は、平安時代後期に位置づけられる重文・蓮華蒔絵経筥(大阪・天野山金剛寺所蔵)と共通する。また、流水に蓮の表現もそれと相通じる意匠感覚を示す。 本品は、形態や蒔絵技法、図様とその表現から、天野山金剛寺所蔵品と同じく平安時代後期の製作と考えられる貴重な蒔絵経箱である。 |
工芸品: | 蓬莱山蒔絵硯箱 蓮唐草螺鈿蝶形三足卓 蓮池文磬 蓮池蒔絵経箱 蓮花蒔絵経筥 蓮華唐草文蒔絵大壇 蓮華唐草文螺鈿須弥壇 |
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