蒸気機関車 21形 キ21 - 24
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「中勢鉄道」の記事における「蒸気機関車 21形 キ21 - 24」の解説
大日本軌道伊勢支社時代から在籍していた機関車で、大日本軌道系列の軽便鉄道を中心に日本全国に同タイプのものが見られた。雨宮鉄工所製のB型サイドタンクで式で伊勢支社時代は1 - 4の番号が振られていたが、中勢鉄道になった際に21形キ21 - 24に改番された。製造は1・2号が1908年(明治41年)7月、3号が同年10月、4号が1909年(明治42年)1月である。重心の低下と重量配分の関係に苦労したため、背が低く煙突が細長くなり、「へっつい」と俗称された。この4両はすべてが会社廃止まで在籍し、廃止とともに姿を消したが、解体されたと考えられている。これとほぼ同じタイプの機関車がJR熱海駅前広場に交通記念物として展示されている。これは大日本軌道小田原支社で使用されたものである。
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