萬蔵寺とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 文化 > 寺院名 > 萬蔵寺の意味・解説 

万蔵寺

読み方:マンゾウジ(manzouji)

宗派 高野山真言宗

所在 神奈川県横浜市緑区

本尊 阿弥陀如来


万蔵寺

読み方:マンゾウジ(manzouji)

宗派 浄土宗

所在 新潟県南魚沼郡六日町

本尊 阿弥陀如来

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

萬蔵寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/26 05:59 UTC 版)

萬蔵寺

本堂と山門 (2018年10月)
所在地 岩手県北上市口内町金峯山44
位置 北緯39度17分12秒 東経141度13分52.5秒 / 北緯39.28667度 東経141.231250度 / 39.28667; 141.231250座標: 北緯39度17分12秒 東経141度13分52.5秒 / 北緯39.28667度 東経141.231250度 / 39.28667; 141.231250
山号 金峰山
宗旨 曹洞宗
本尊 薬師如来
文化財 木造薬師如来坐像、木造神像、木造十一面観音立像、木造男神立像、木造女神立像、木造聖観音立像(岩手県指定文化財)
法人番号 1400005003592
テンプレートを表示

萬蔵寺(ばんぞうじ)は、岩手県北上市にある曹洞宗の寺院。山号は金峰山。アジサイ寺として知られる。本尊薬師如来を含め、所有する多くの有形文化財指定を受けている。

文化財

以下が岩手県から有形文化財(彫刻)に指定されている。()内は指定日。

  • 木造神像(1954年4月5日)
像高108.4cm木造材、一木造。烏帽子様のをいただき、両袖を前に合わせた趣は、仏像とも決しえない単純な彫法による直立像である。鎌倉時代の作と推定されるが、平安時代の好みとも思える豊満な顔だちと俗人の衣装が見られる[1]
  • 木造薬師如来坐像(1977年4月26日)
像高72.0cm、木造、カヤ材、一木造。鉈彫り(丸刀仕上げ)と称するものに、大・中・小と三種の丸ノミ使用の区別があるが、この像は細ノミ造りである。平安時代の制作で、当寺の本尊。薬壺と膝座は後に補修されている[2]
  • 木造十一面観音立像2体(1977年4月26日)
共に木造、カヤ材、一木造、作者不詳。1体は像高173cm。両腕欠失、頭上周囲の十仏は失われ、差し込みの穴のみ残っている。10世紀末頃の制作と推定される。もう1体は像高180cm。左腕欠失、頂仏及び十面菩薩は、差し込みでなく、一木のうちに刻まれたものであるが、面の彫りがなく、未完成品と思われる。11世紀の制作[3]
  • 木造男神立像2体(1977年4月26日)
共に木造、桂材、一木造、平安時代の作。1体は像高110cm。大ノミによる鉈彫り様の手法が全体に見られる。もう1体は像高155cm。目がややつり上がり、正面に割目が出ている[4]
  • 木造女神立像(1977年4月26日)
像高52cm、木造、桂材、一木造。全面風化している。被衣を頭からかぶり、左手で被衣の垂部を握る。胸元で、ゆるやかに衿をあわせ、帯様の紐を前で結び、2本の紐を前に垂らす。平安貴族女の立姿風である。平安時代の制作[5]
  • 木造聖観音立像2体(1977年4月26日)
共に木造、一木造、平安時代の作。1体は桂材、像高117cm。両手首、蓮華、裾から足へかけて後補であり、面部は全面細鉈彫り。もう1体はカヤ材、像高182cm。両腕両足が欠失している[6]

交通アクセス

脚注

  1. ^ 木造神像”. いわての文化情報大事典. 2018年12月29日閲覧。
  2. ^ 木造薬師如来坐像”. いわての文化情報大事典. 2018年12月29日閲覧。
  3. ^ 木造十一面観音立像”. いわての文化情報大事典. 2018年12月29日閲覧。
  4. ^ 木造男神立像”. いわての文化情報大事典. 2018年12月29日閲覧。
  5. ^ 木造女神立像”. いわての文化情報大事典. 2018年12月29日閲覧。
  6. ^ 木造聖観音立像”. いわての文化情報大事典. 2018年12月29日閲覧。

関連項目

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「萬蔵寺」の関連用語

萬蔵寺のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



萬蔵寺のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの萬蔵寺 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS