菊池山哉のまとめた特徴のいくつか

ウィキペディア小見出し辞書

菊池山哉のまとめた特徴のいくつか

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2018/10/30 15:33 UTC 版)

「別所 (地名解釈)」の記事における「菊池山哉のまとめた特徴のいくつか」の解説

※『日本の特殊部落』（東京史談会･1961年）による。ただし、現代の歴史学では否定されている事象を含むので要注意。 全国に200余ヶ所もの同名の地があるので、そこには何か「同じ性格」があるだろう。蝦夷の奥羽6カ国と、隼人の薩摩国と、「他国と異なり」と言われた飛騨国には無い。 山間僻地や丘陵に囲まれた地にある。（山間僻地で円仁（慈覚大師）による建立の伝承のあるところ、古い東光寺のあるところ、白山権現を鎮守としているところは別所の可能性がある。） 武蔵の足立郡・入間郡では『和名抄』所載の古郷に一ヶ所ずつ存在する。 西日本では国境・群界にある。 草分は2～3軒、多くとも4～5軒であり、名主もなく、明治維新の際に名字をつけた。 石棒を祀るところがあり、縄文時代とのつながりを思わせる。 1郡に1ヶ村位の割であり、勅願寺と伝えられるものや古い社寺があり、平安時代の古像も存在する。 近畿以東の鎮守は白山権現である。 「院内村」も別所と同じく「俘囚」の移配地である。