英仏の食パン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 14:56 UTC 版)
イギリスでは焼き型に蓋せず上部が盛り上がった山形である。 近年、イギリス大都市部のパン職人はフランスやドイツ流のサワードウ発酵パンを主流とする。伝統的なローフブレッドは田舎町のパン工房や観光地で探した方が見つけやすい状況にある。 食パンはフランスの「パン・ド・ミー」に相当する。フランスはパンの種類が多様であり、その多くが外側が濃い色にパリパリと固く焼き上げられたものである。フランス語で「mie ミー」というのは中身のことであり、ハードなクラスト(皮)ではなく、ソフトなクラム(中身)を楽しむパンという意味である。フランスでは日本の食パンに比べてやや小振りなタイプが広く嗜好されている。とは言ってもフランスでは朝食ではクロワッサンなどが主流であるし、サンドイッチに使うパンはあくまでバゲット類が主流なので、全体の流通量に占めるパン・ド・ミーの割合はかなり小さい。
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