芸術・博物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 15:31 UTC 版)
1897年に開館したブルックリン美術館はマンハッタンのメトロポリタン美術館に次ぐ全米で2番目に巨大な美術館であり、古代エジプトから現代芸術までその所蔵品は150万点以上に上る。1899年12月に開館しクラウンハイツにあるブルックリン・チルドレン・ミュージアムは世界初の子供用美術館となっておりアメリカ美術博物協会認可で歴史的に重要な標本や見本など約3万点の所蔵品を数える。ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージックには2109席のオペラ劇場、874席のホールがある。 ニューヨーク交通博物館にはニューヨーク市地下鉄の歴史を主要な展示物とし、ロングアイランド鉄道やバスシステムなども紹介している。 1863年に創設されたブルックリン・ヒストリカル・ソサエティは博物館、図書館、教育施設などを備えておりアメリカの建国からブルックリンの歴史、そしてそこの人々を学ぶ為の施設となっている。1981年に創設された BRICロタンダ・ギャラリー は非営利目的の美術館でブルックリン出身又は居住する現代芸術家たちが作品を展示する場所となっている。ブルックリンハイツにあるこの美術館では現代芸術であれば全てのメディアを取り扱っており、公共イベントや芸術教育にも力を入れている。ここの目的は現代芸術をより身近なものにしブルックリンから芸術とグローバルな世界の架け橋を作ろうというものでクリエイターの養成に一躍買っている。
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