船越と名取
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『京都地検の女』が初共演だった2人はとても仲が良く、船越がレギュラー出演していた『ぐるぐるナインティナイン』のコーナーグルメチキンレース・ゴチになります!に2度、船越の主演シリーズ『刑事吉永誠一 涙の事件簿』に名取がゲスト出演するなど共演する機会が増えた。また、撮影現場で名取は「姫」(もしくは「裕子姫」)とキャスト・スタッフに呼ばれており、船越も「姫」と呼び、名取は船越を「英ちゃん」と呼びあった。 第2シリーズ撮影中の2004年11月23日に船越が腰部椎間板ヘルニアのため緊急入院した。一時は降板も危ぶまれたが12月17日に退院し、2005年1月10日の第2シリーズ制作発表で完全復帰した。復帰第一声は「こんにちは、フニャ腰です」。船越はキャストスタッフ全員に1人1人感謝したと伝えられている。 船越が撮影に参加できなかった放送回では、益岡徹が代役として登場し、主要キャストが自身担当のセリフを増やして船越の欠落感を埋めたり、ヘルニア前とヘルニア後に撮影した順番を入れ替えるなどの苦心が見られたが、かえってキャストとスタッフ間でテンションを高めた内容になった。また、スタッフとキャスト全員が書いた寄せ書きは名取が率先して書かせている。 2007年4月に船越の主演シリーズ『その男、副署長』がスタートしたが、10月放送開始の第4シリーズにも船越は出演(双方ともテレビ朝日の井上千尋プロデューサーと脚本家の塩田千種が関与している)。しかし、第4シリーズの最終回で鶴丸が京都を離れ島根地検へ、北村がパリ警察に赴任する形で一旦『京都地検の女』シリーズに終止符を打つ形が取られた。
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