船による世界一周とは? わかりやすく解説

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船による世界一周

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 06:28 UTC 版)

世界一周」の記事における「船による世界一周」の解説

右の地図赤く描かれた線が、貿易風スエズパナマ運河用いる、標準的な帆船世界一周航路である(黄線は赤線対蹠地)。航路がほぼ大きな円で、だいたいある地点とその対蹠地通っていることが見て取れる多く船乗りがこの航路沿った貿易風利用することで帆走容易になり、またなるべく風の穏やかな海域を通るようになっているヨットレースでは、このような大円を描く航路現実的ではない。とりわけノンストップ・レースでは、スエズパナマ運河利用不可能である。従ってヨットレースにおける世界一周の定義は、「赤道越えてすべての経線を同じ向き通過し出発地と同じ港に戻る、長さ21,600浬(40,000 km)以上の航路とされる左の地図は赤線ヴァンデ・グローブ世界一周ルート、黄線はその対蹠地である。まったく対蹠点通らないことが見て取れる南半球風向き西風支配的であるため、東を目指すルートよりも西を目指すルートの方が難易度が高い。四角帆の船ではなおさらである。 1922年始まったラコニアキュナード・ライン)の世界一周旅行により、数千人が優雅な船旅世界一周達成した。この船旅通常ニューヨークサウサンプトン出発し、西に向かう航路だった。太平洋に入る際のルートとしては、カリブ海からパナマ運河を通るものと、ホーン岬を回るものがあった。またヨーロッパへ帰路も、スエズ運河通って地中海に入る場合と、喜望峰回ってアフリカ西岸北上する場合があった。これらの船旅ゴールは、出港地に戻ることである。

※この「船による世界一周」の解説は、「世界一周」の解説の一部です。
「船による世界一周」を含む「世界一周」の記事については、「世界一周」の概要を参照ください。

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