航空機の型式による限定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 05:40 UTC 版)
「航空従事者」の記事における「航空機の型式による限定」の解説
航空機の型式(機種)による限定がつくことがある(航空法施行規則54条)。例を挙げると、 操縦士 - 操縦に2人以上の乗員を必要とする(一般に大型の)航空機については、型式ごとに限定される。旅客機などがこれにあたる 航空機関士 - 航空機の型式ごとに限定される 一等航空整備士と一等航空運航整備士 - いわゆる大型機(正確には航空機の耐空類別による)については、航空機の型式ごとに限定される たとえば、ボーイング747とエアバスA340はいずれもジェットエンジンを4基備えた旅客機だが、操縦するために必要な型式限定は異なる。さらに747は-300以前のものと-400以降とでは操縦システムが異なる為、型式限定は別扱いとなる。逆に、ボーイング757とボーイング767のように、システムのよく似たシリーズ機の限定を共通化することで、コスト削減に結び付けようという動きもある。
※この「航空機の型式による限定」の解説は、「航空従事者」の解説の一部です。
「航空機の型式による限定」を含む「航空従事者」の記事については、「航空従事者」の概要を参照ください。
- 航空機の型式による限定のページへのリンク