航空機とエンジン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 14:06 UTC 版)
「エールフランス296便事故」の記事における「航空機とエンジン」の解説
調査官は航空機の性能にはなんら問題がなく、その重量とバランスは限界内に収まっていたこと、そして機械的または電子的システムの故障の証拠がないことを発見した。 CFM56-5エンジンは、29%N1から67%に達するのに4秒かかり、67から83%Nになるまでにさらに1秒がかかる。DFDRに記録されたエンジンパラメータおよびCVR上のエンジン音のスペクトル分析から、TOGA電力投入5秒後、N° 1エンジンのN1速度は83%であり、N°2エンジンのそれは84%であったことが判明した。 エンジン音のスペクトル分析は、0.6秒後、両方のエンジンが91%に達したことを示した(この段階で、エンジンは木の葉や枝を吸い込み始めていた)。 パイロットたちはエンジンがフルパワーのアプリケーションに応答しなかったと考えていたが、エンジンのこの応答は、認証データに準拠する正常なものであった。
※この「航空機とエンジン」の解説は、「エールフランス296便事故」の解説の一部です。
「航空機とエンジン」を含む「エールフランス296便事故」の記事については、「エールフランス296便事故」の概要を参照ください。
- 航空機とエンジンのページへのリンク