自然銀とは? わかりやすく解説

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しぜん‐ぎん【自然銀】

読み方:しぜんぎん

天然単体の状態で産する銀。金属光沢のある銀白色結晶。普通は灰色黒色呈している。

自然銀の画像

自然銀(Native Silver)

自然銀
San Martin,Zacatecas,Mexico
Ag 標本の幅約2.5cm

メタリック・カラーの斑銅鉱中に自然銀が入ってます。

自然銀(Native Silver)

自然銀
Schneeberg,Saxony,Germany
Ag 画像の幅約3cm

自然銀
White Pine Mine,Ontonagon County,Michigan,USA
Ag 画像の幅約1.5cm

上の標本は自然銀の単結晶針金状長く伸びた通称ヒゲ銀」。
下の標本海外コレクターから送って頂いた樹枝状の銀結晶

自然銀(Native Silver)

自然銀
Chaqua Mine,Ojon,Peru
Ag 標本の幅約2cm

薄紅色をした母岩から伸びた自然銀の美し標本です。

自然銀(Native Silver)

自然銀 自然銀
Pohla Mine,Erzgebirge,Saxony,Germany
Ag 画像の幅約5mm、4mm

自然砒母岩樹枝状(魚の骨状)をした自然銀が付いてます。
母岩表面に沢山付いた自然銀が見事な標本です。

自然銀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 10:02 UTC 版)

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 > 自然銀
自然銀
方解石に付着した自然銀(ノルウェーコングスベルグ
ロンドン自然史博物館において撮影された写真
分類 元素鉱物
化学式 Ag
結晶系 等軸晶系
へき開 なし
モース硬度 2.5 - 3
光沢 金属光沢
銀白色
条痕 銀白色
比重 10.5
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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自然銀(しぜんぎん、native silver、silver[1])は、鉱物元素鉱物)の一種。化学組成は Ag だが[注 1]自然金 (Au) と固溶体を形成する。結晶系等軸晶系自然金グループに属する。

輝銀鉱などの硫化鉱物酸化により生成し、銀鉱脈の比較的地表部分に多く産出する。

鉱石鉱物として、ひげ状、樹枝状などの形態で産出する。表面は空気に触れると黒く変化する。

脚注

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注釈

  1. ^ ラテン語の argentum から来ている。argentum はサンスクリットで「白」と「輝く」を意味する言葉に由来する。[2]

出典

  1. ^ 文部省編『学術用語集 地学編』日本学術振興会、1984年。ISBN 4-8181-8401-2
  2. ^ ロナルド・ルイス・ボネウィッツ著、青木正博訳『ROCK and GEM 岩石と宝石の大図鑑』誠文堂新光社 2007年 118ページ

参考文献

関連項目

外部リンク




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