自治体への格上げとバヤニハン精神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/23 23:27 UTC 版)
「ブカスグランデ島」の記事における「自治体への格上げとバヤニハン精神」の解説
ソコロの自治体の首長はダパ(英語版)の副市長Sotico M. Dizonの援助をたくみに受けて、1961年2月22日にカルロス・P・ガルシア(英語版)大統領の大統領令第419号の調印を受けソコロはブカスグランデ島内全体を管轄する自治体の地位を得た。 ブカスグランデの新しいリーダーの一人であるAlbino L. Tarucは、現地で“tinabangay”と呼ばれるバヤニハン(相互扶助)精神の価値を維持することを狙っていくらかの住民と難民が結びついた組織を作った。この最初の計画は健常な男性が担いで小屋を運び、指定された道沿いに配置することで散在した家を整理し、女性が水や食料を提供して快適にするというものであった。ソコロ住民の協力の結果、他の村々の島の住民の誤解はとけ、最悪であった印象も徐々に良いものへと変わっていった。 このような努力の結果、現在ではソコロは進歩的自治体であるという評価も見られる。
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