自殺までの経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/18 23:03 UTC 版)
「東京工科大学職員自殺事件」の記事における「自殺までの経緯」の解説
自殺することとなる職員は、2012年10月に就職指導を担当する特任講師として任期3年で採用された。この職員の勤務状況に対して、2014年10月の大学人事委員会では高得点の評価をし3年間の任期延長が承認されていた。また、同年11月の大学評議会でも任期延長は承認された。だがそれから3ヵ月後の2015年1月に大学のメディア学部長が、3年間の延長はしないことにしたと職員に伝えた。この職員は不祥事を起こしていたわけではなかったため学部長に抗議をし、労働基準監督署に行くと伝えたところ、同年の4月には再び任期は延長されることとなった。 同年の6月12日に学部長はこれから3年以内に自身が定年65歳を迎えることを理由として、再び延長はしないことを職員に伝えた。この職員の任期は2015年9月までのため、2015年6月の時点で再雇用をしないと通達したならば法的には問題は無い可能性はある。学部長と職員は激しい口論となり、その日の夜に職員は大学内個人研究室で自殺した。
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