自愛とは? わかりやすく解説

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じ‐あい【自愛】

読み方:じあい

[名](スル)

自分大切にすること。自分健康状態気をつけること。「時節柄ご—ください

自分言行を慎むこと。自重

自分利益大事にすること。利己。「—主義

倫理学で、自己保存本能基づいて自己の幸福を求め自然的性向

物を大事にすること。珍重すること。

腰刀にて突き合ひたるを書きて—してゐたりけるを」〈著聞集一一


自愛

読み方:ジアイ(jiai)

自分が目をかけてやること


自己肯定感

(自愛 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 03:26 UTC 版)

自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉である。しかし、後述のように定まった定義はなく、他の類似概念との弁別も充分とは言えない。


  1. ^ a b c d 吉森丹衣子「大学生の自己肯定感における対人関係の影響 : コミュニケーションを重視して」『国際経営・文化研究』第21巻第1号、国際コミュニケーション学会、2016年、179-188頁、ISSN 1343-1412NAID 120006406255 
  2. ^ 大事な忘れもの―登校拒否のはなし. 高垣忠一郎. 京都: 地方・小出版流通センター. (1994). pp. 50. ISBN 4938554852. https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E3%81%AA%E5%BF%98%E3%82%8C%E3%82%82%E3%81%AE%E2%80%95%E7%99%BB%E6%A0%A1%E6%8B%92%E5%90%A6%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97-Space-books-%E9%AB%98%E5%9E%A3-%E5%BF%A0%E4%B8%80%E9%83%8E/dp/4938554852 
  3. ^ a b 樋口, 善之; 松浦, 賢長 (2002-12). “自己肯定感の構成概念および自己肯定感尺度の作成に関する研究”. 母性衛生 = Maternal health 43 (4): 500–504. https://ci.nii.ac.jp/naid/10010140673. (要購読契約)
  4. ^ 田中, 道弘「自己肯定感尺度の作成と項目の検討」『人間科学論究』第13巻、2005年3月、15–27頁。 
  5. ^ 田中道弘『Rosenbergの自尊心尺度をめぐる問題と自己肯定感尺度の作成と項目の検討』 常磐大学〈博士 (人間科学) 甲第10号〉、2008年、235頁。CRID 1110001310201342592https://dl.ndl.go.jp/pid/10630773 
  6. ^ a b c d e 田中道弘「日本人青年の自己肯定感の低さと自己肯定感を高める教育の問題:ポジティブ思考・ネガティブ思考の類型から」『自己心理学』第7巻、2017年、11-22頁。 
  7. ^ 多田, 玲子、蛎崎, 奈津子、石井, トク「親との関係と自尊感情,自己肯定感との関連」『日本看護学会論文集 母性看護』第38巻、2007年、53–55頁。 (要購読契約)
  8. ^ 久芳, 美惠子、齊藤, 真沙美、小林, 正幸「小、中、高校生の自己肯定感に関する研究」『東京女子体育大学東京女子体育短期大学紀要』第42号、2007年、51–60頁、NAID 110007026641 
  9. ^ 自尊感情や自己肯定感に関する研究”. web.archive.org. 東京都教育委員会 (2009年). 2019年8月7日閲覧。
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  11. ^ ほんものの「自己肯定感」を育てる道徳授業 小学校編 (道徳授業を研究するシリーズ). 諸富祥彦. 東京: 明治図書出版. (2011). ISBN 9784180886197. OCLC 745971765. https://www.worldcat.org/oclc/745971765 
  12. ^ 子供の自尊感情や自己肯定感を高めるためのQ&A”. web.archive.org. 東京都教職員研修センター (2011年). 2019年8月7日閲覧。
  13. ^ 江角, 周子、庄司, 一子「PG-073 中学生の自己肯定感とピア・サポートとの関連の検討(学校心理学,ポスター発表)」『日本教育心理学会総会発表論文集』第54巻、2012年、765頁、doi:10.20587/pamjaep.54.0_765ISSN 2189-5538NAID 110009802688 
  14. ^ 菅原, 隆志「自己肯定感を高める方法」『自己肯定感とは?』第21号、2020年4月、14–214頁。 
  15. ^ 三浦, 修平「自己肯定感とは何か : 総合的・実践的研究をめざして」『子どもの権利研究』第21号、2012年8月、118–126頁。 
  16. ^ a b 中間 2016, p. 117.
  17. ^ 「自尊感情」? それとも、「自己有用感」 ?” (PDF). 国立教育政策研究所 (2015年). 2019年1月25日閲覧。
  18. ^ a b 中間 2016, pp. ⅰ–ⅶ.
  19. ^ 古畑和孝, 岡隆『社会心理学小辞典[増補版]』有斐閣、2002年、89頁。ISBN 4-641-00218-5OCLC 676007104https://www.worldcat.org/oclc/676007104 
  20. ^ a b c 吉森丹衣子「大学生の自己肯定感における対人関係の影響 : コミュニケーションを重視して」『国際経営・文化研究』第21巻第1号、淑徳大学国際コミュニケーション学会、2016年12月1日、179-188頁。 
  21. ^ 太田肇(2019)『「承認欲求」の呪縛』新潮社。
  22. ^ 高垣忠一郎「退職記念最終講義 私の心理臨床実践と「自己肯定感」」『立命館産業社会論集= 立命館産業社会論集』第45巻第1号、立命館大学産業社会学会、2009年、3-14頁、doi:10.34382/00003295hdl:10367/6662ISSN 0288-2205 
  23. ^ 竹内健太「子供たちの自己肯定感を育む : 教育再生実行会議第十次提言を受けて」『立法と調査』第392号、参議院事務局、2017年、65-72頁、ISSN 09151338NDLJP:113825062022年12月19日閲覧 


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