脱出法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 04:54 UTC 版)
海岸線と並行方向に泳ぐ 離岸流の速さは秒速1メートルを超えることがあり、これに逆らって浜に泳ぎ着くことは、水泳のオリンピック選手でも無理である。流れに逆らって泳ごうとしても、結局沖合まで徐々に運ばれ、陸から遠ざかることでパニックに陥り、溺死してしまう。 したがって、各地の海上保安部などでは、まず海岸線と平行方向に(つまり沖へ向かう流れに対して横方向に)泳ぎ、波が砕けた地点まで到達したのちに、浜へ向かって泳ぐことが推奨されている。 浜に向かって斜め45度方向に泳ぐ 日本ライフセービング協会では、泳ぎの得意な人向けの方法として、浜に向かって斜め45度方向(上記のルートの対角線状)に泳ぐことで、離岸流から抜け出す方法を紹介している。
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