脚本・シリーズ構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:00 UTC 版)
「響け! ユーフォニアム」の記事における「脚本・シリーズ構成」の解説
第1期では、小説シリーズ第1作『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』を原作として、短篇集『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のヒミツの話』より一部のエピソードが本編に織り込まれるなど、アニメオリジナルの要素を含んだ全13話のストーリーが展開された。 第2期では、小説シリーズ第2作『響け!ユーフォニアム2 北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏』と第3作『響け!ユーフォニアム3 北宇治高校吹奏楽部、最大の危機』を原作としており、第1期同様に全13話のストーリーが展開された。 第1期は、1話あたり原作30ページ程度のペースで、全体として尺にゆとりを持たせたストーリー構成となっている。全話の脚本とシリーズ構成を担当した花田は当初から、劇中で吹奏楽部の顧問が赴任して部活動が本格的に始動するまでに2話を費やすなど、近年のアニメ脚本としては比較的スローペースの構成案を提案していた。監督の石原も同じ意向を持っていたため、この基本プランがそのまま採用される形となった。 原作では主人公たちの所属する吹奏楽部の部員数は81人とされているが、テレビアニメでは64人に変更された。原作に登場しない人物を含め全ての部員に名前とキャラクターが設定されており、花田は全員に登場機会を割り振りながら脚本を執筆した。
※この「脚本・シリーズ構成」の解説は、「響け! ユーフォニアム」の解説の一部です。
「脚本・シリーズ構成」を含む「響け! ユーフォニアム」の記事については、「響け! ユーフォニアム」の概要を参照ください。
- 脚本・シリーズ構成のページへのリンク