能登半島国定公園
[曽々木海岸]
公園最南部の白砂青松の千里浜(ちりはま)などを除き、多くが日本海に面する外浦は、荒波を受けて浸食が進み、能登金剛、曽々木海岸などに100mを超える断崖が見られる。
一方、富山湾に面する内浦はリアス式海岸が発達し、風が陸地でさえぎられるため波も穏やかで、特に七尾湾は静かである。一般的には春から秋までがシーズンだが、冬の荒れた日、重く垂れ込める雲の下に怒濤が逆巻く日本海は、夏とは異なる激しさをもって人の心に強く迫る。岩に砕けて泡立った海水が飛び散る「波の華」や、滝の水が強風で上に吹き上げられるのが見られるのは、こんな日である。また、輪島市北方の舳倉(へぐら)島は、日本海を渡る鳥たちの中継地である。
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