聖書の印刷・書写・頒布部数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 01:12 UTC 版)
かつては書物自体が高価で貴重品だったこと、民衆に教典の内容が知れわたることを教会/聖職者が忌避したため、聖書は一部の聖職者だけの物だったが、15世紀中頃にグーテンベルクが活版印刷による聖書を出版して以降、一般にも広く読まれる様になった。また、聖書翻訳も活発に行われ、2017年現在、聖書は全部または一部が世界3200以上の言語に翻訳されている。そのなかには、アイヌ語訳や、ケセン語訳なども含まれている。 全世界 全世界での発行部数は50億部(以上)、60億冊、70億冊、80億冊、150億冊、1815年~1998年に約3880億冊(推定)などの説がある。 2000年の1年間に世界中の聖書協会によって約6億3300万冊が配布・販売(国際聖書協会の発表) 世界一発行されている本としてギネス・ワールド・レコーズに登録されている(発行部数は資料によって食い違いがある。)。 日本 1874年~2004年に3億4584万1334冊が頒布(日本聖書協会調べ)
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