考古学資料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 14:46 UTC 版)
北アイルランドの貴重な発掘品は初期には大英博物館に、後にダブリンに送られ、ブロイター資料(英語版)(現アイルランド国立博物館(英語版)収蔵)も同様である。当館には新石器時代の磨製石斧19点(マローン資料)、中石器時代の石器(モスサイド資料)、青銅器時代の金の貴重な宝飾品(ダウンパトリック資料)、またコールレーン資料の古代ローマ後期の一部、バイキング関連のShanmullagh資料(現・アーマー県バリークラン Ballycullen)のほか、アーマー城資料とストリート資料に中世の硬貨がある。 青銅器時代の金製の装身具は注目に値し、全部で100点余りが伝世する金製三日月型首飾り(英語版)のうちの4点がある。また初期ケルト美術の優品、重要な収蔵品としてシャノン川で見つかった装飾のある青銅の盾や、「バン・ディスク」と呼ばれ三脚巴の装飾のある青銅器も貴重である。 中石器時代の石器類(モスサイド資料) バリーベイの金製の三日月型首飾り 青銅器時代の金の装身具(ダウンパトリック資料) 金の薄い板をねじった青銅器時代の装身具(ロンドンデリー県Ballyrashane近郊出土) 青銅製のバン・ディスク。三脚巴の装飾がある。 青銅製でイェットホルム型の盾(英語)。ロスコモン県バリーベグのシャノン川で出土。
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