編成固定化後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/08 03:29 UTC 版)
「三重交通サ2000形電車」の記事における「編成固定化後」の解説
1977年からの北勢線の近代化に伴い、総括制御運転とこれに伴う編成の固定化が実施されると、サ141 - 145は270系と同型の運転台が新設され、制御車のク140形141 - 145となった。この際、奇数番号の141・143・145は西桑名側に運転台が新設され、さらに当時標準のHG-583Mrb電動発電機とDH-25空気圧縮機が追加搭載されてモ270形と固定編成を組んだのに対し、偶数番号の142・144は阿下喜側に運転台が新設され、従来同様に1両単位での増結用車両として用いられた。 また、全車についてブレーキ弁のSTEからACA-R・ATA-R自動空気ブレーキへの改造が施工されている。 その後、1990年に塗装を内部・八王子線用260形などに準じた扉部と車体裾部、それに前面窓周りをオレンジ色に塗り分ける特殊狭軌線新標準色へ変更し、1991年よりA動作弁の補修部品が入手難となったことから、保安性向上も兼ねてHSC電磁直通ブレーキへ空気ブレーキを再改造、この際台車もブレーキ系が改造され、NT-7Kとなった。
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