線形予測
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/21 09:52 UTC 版)
「MPEG-4 ALS」の記事における「線形予測」の解説
続く短期予測では線形予測フィルターを用い、線形予測の残差信号を求める。フレーム内の各サンプル間には相関があるため過去のサンプル値からある程度予測ができる。線形予測はそのような信号を効率的に表現するための手法で、予測可能な成分を少数の線形予測係数で表現する。予測しきれなかった残差成分のみを別に符号化することで、情報の圧縮を行う。 線形予測係数はより量子化特性にすぐれたPARCOR係数(偏自己相関係数)に変換された後に量子化と符号化が行われる。 MPEG-4 ALSでの線形予測の次数は0(予測しない)から1023までで、入力信号の性質に応じて適応的に変化する。
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