続く疑惑と再発覚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/22 19:41 UTC 版)
「リカルド・リッコ」の記事における「続く疑惑と再発覚」の解説
処分期間中の2010年1月に、パートナーであったヴァニア・ロッシ(元イタリアシクロクロスチャンピオン)にCERA陽性反応が発覚し、リッコがロッシとの関係を中断したことを発表する事態となった。 またヴァカンソレイユ移籍後の2010年9月、イタリア当局によるドーピング一斉捜査が行われ、フラミニア時代の同僚でロッシの実兄でもあるエンリコ・ロッシが逮捕、リッコ自身も家宅捜索を受けた。 このように疑惑の目を向け続けられていた2011年2月、急性の腎機能障害を発症し病院に搬送され、「不適切な状態で自宅に保存してあった血液を自己輸血した」と入院先の医師に告白したと報じられた。 リッコは退院後これを否定したが、2011年3月末日限りでヴァカンソレイユ・DCMはリッコとの契約を打ち切った。 2011年6月、クロアチアのUCIコンチネンタルチームのメリディアナ・カメンと契約するが、同月イタリア自転車連盟およびイタリア五輪委員会により相次いで出場停止処分が言い渡された。 2012年4月19日、イタリア反ドーピング機関はリッコに12年間の出場停止処分を下した。 2020年12月にイタリア反ドーピング機関から永久追放処分を宣告された。
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