絶対座標と相対座標
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 16:49 UTC 版)
常にグローバルな原点をベースとする「絶対座標」と、他オブジェクトからの位置関係や、最終参照位置との相対で表す「相対座標」がある。 たとえば、LOGOなどの「タートルグラフィックス」では、もともと、コンピュータから制御される、実体を持ったロボット(右の写真を参照)を制御するというモデルをベースとしていたこともあり、相対座標が基本である。 この2種類もやはり併用されることも多い。全体に対する(グローバルな)絶対座標によりあるオブジェクト(図形のグループ)の原点(座標系)を指定し、そのグループ内の図形はその(ローカルな)座標系を使って定義する、といった感じである。そのようにすると、たとえば、ローカルな座標系に対し移動や変換を掛けるだけで、そのグループ自体には干渉することなくその全体を移動や変形させることができる。
※この「絶対座標と相対座標」の解説は、「ベクター画像」の解説の一部です。
「絶対座標と相対座標」を含む「ベクター画像」の記事については、「ベクター画像」の概要を参照ください。
- 絶対座標と相対座標のページへのリンク