給電クラス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 16:09 UTC 版)
「Power over Ethernet」の記事における「給電クラス」の解説
接続開始時に、PSEは接続機器のシグネチャ抵抗によりPDに接続されたことを検出する。PDはPSEのシグネチャ検出時に自身の要求電力を以下のように分類電流として通知する(タイプ2以上は2度にわたって通知)。PSEはこれをクラスに分類し、その要求電力に合わせて給電を開始する。 クラス分類電流PD受電電力PSE給電電力規格0 0 ~ 5 mA 0.44 ~ 13.0 W 15.4 W af, at, bt (デフォルト) 1 8 ~ 13 mA 0.44 ~ 3.84 W 4.0 W af, at, bt (タイプ1) 2 16 ~ 21 mA 3.84 ~ 6.49 W 7.0 W af, at, bt (タイプ1) 3 25 ~ 31 mA 6.49 ~ 12.95 W 15.4 W af, at, bt (タイプ1) 4 35 ~ 45 mA 12.95 ~ 25.50 W 30.0 W at, bt (タイプ2) 5 36 ~ 44 mA, 1 ~ 4 mA 40 W 45.0 W bt (タイプ3) 6 36 ~ 44 mA, 9 ~ 12 mA 51 W 60.0 W bt (タイプ3) 7 36 ~ 44 mA, 17 ~ 20 mA 62 W 75.0 W bt (タイプ4) 8 36 ~ 44 mA, 26 ~ 30 mA 71.3 W 99 W bt (タイプ4) このほかにタイプ2~4ではLLDPを使用した要求電力の通知方法も提供されており、0.1W刻みでの給電制御も可能となっている。
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