給茶装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 04:59 UTC 版)
ボタンを押すと熱湯が出て、セルフサービスで茶をいれる装置である。幼児が誤って押さないよう、ボタンは不備がない程度に硬く設定してある。 回転ずし発祥当初、茶は寿司と同じくレーンで回していた。これでは倒れて危険であるため改善してほしい、と元禄寿司から石野製作所へ相談が持ちかけられた。石野製作所はラーメンにタレを注入する装置を応用し、給茶装置を開発、これを元禄寿司の既存のレーンの上に後付けした。その後、元禄寿司は新店開業に合わせて石野製作所へ給茶装置をともなった寿司コンベアを依頼した。石野製作所はこの給湯給茶装置付寿司コンベア機も開発し、実用新案特許を取得した。これを機に、石野製作所はそれまでの下請け加工業から食品機械製造業へと方向転換し、特急レーンの開発、コンベア軽量化などに取り組んでいく。
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