経口抗真菌薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:53 UTC 版)
日本では、経口投与は承認されていない。 ケトコナゾールは真菌による様々な疾患―カンジダ症、ヒストプラズマ症、コクシジオイデス症、ブラストミセス症―に有効であるが、アスペルギルス症には無効である。1977年に初めて合成され、最初のアゾール系経口抗真菌薬として用いられた。しかし毒性が強く消化器からも吸収され難い上、活性を示す菌種が限られているので、現在では第一選択薬としてはイトラコナゾールに取って代わられている。 ケトコナゾールを表在性・深在性真菌症に対して、経口で用いる場合には、1日200〜400mgを服用しなければならない。
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