納骨所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/05/02 09:13 UTC 版)
近代では、crypt の語は死者を安置するための石造りの部屋、納骨所として用いられることが多い。普通は墓地、あるいは教会堂や大聖堂といった公共の宗教施設にあるが、個人の霊廟やチャペルの下に作られているものもある。家族が裕福であったり名士であったりすると、「家族墓」、すなわち家族全員が入れるものを準備することもある。例えば、多くの王室は歴代の王族の遺骸が何体も納められた巨大な石室墓を持っている。地上に備えられた石室墓を廟 (mausoleum) と呼び習わす地域もあり、これも同じく埋葬の目的に作られる、精巧な建築物である。
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