紋章付きのブルー・エンサイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 18:37 UTC 版)
「ブルー・エンサイン」の記事における「紋章付きのブルー・エンサイン」の解説
1864年以降、ブルー・エンサインは下記の用途に紋章付きで使用されている。 イギリス海軍補助艦隊 イギリス政府の省庁や公共機関(ロンドン港湾局、アバディーン港湾委員会、海軍士官候補生隊、学生軍事教練隊など) イギリスの名門ヨットクラブに属する船(ロイヤル・ハリッジ・ヨットクラブなど) イギリスの海外領土の政府船。これは1867年〜1869年の評議会指令に基づくもので、当時の英領植民地でのすべての船はそれぞれの植民地の紋章のついたブルー・エンサイン旗を使用することとなっていた。これによって、現在でもオーストラリアやニュージーランドなどの国々でブルー・エンサイン旗が使用されることとなっている。 かつては、下記の用途でも使用されていた(現在では使用されていない)。 1965年にメイプルリーフ旗が導入されるまで、カナダ海軍の国籍旗(艦首旗)として、1868年にカナダ政府の所有船はすべて使用してよいとイギリス海軍本部に認められて以来使用されていた。 また、それ以外にも独立前にこの商船用旗(ブルー・エンサイン)を使用した国・地域が非常に多い。
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