米国への影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 09:04 UTC 版)
第二次世界大戦/太平洋戦争でアメリカは日本の侵攻に抵抗する中国の親米的な国民党政権を援助するために、そして中国におけるアメリカの利権や市場を守るために日本と戦争を行うことになったにも関わらず、戦後その中国で反米的な共産党政権が成立し、中国におけるアメリカの利権や市場を失うどころか第二の共産主義の大国の成立を許したことは太平洋戦線の帰還兵で上院議員のジョセフ・マッカーシーら反共主義者の批判を浴び、原因は政府内の共産主義者とその同調者だと主張したため、いわゆる赤狩りのきっかけとなった。 赤狩りにおいては特に国務省において中国外交を担当していた外交官たち(チャイナ・ハンズ)は共産中国成立の責任を問われて多くが罷免され、国務省からアジア通の外交官が一掃されたためその後のアメリカのアジア外交に悪影響を及ぼした。 詳細は「赤狩り」を参照
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