筐体部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/09 23:51 UTC 版)
実質的にPCIカードであり、PCB基板上に上記の構成を実装している。PCIスロットに装着する。全長22cm程度とPCIカードとしてはかなり長い。PCIスロットの信号線のうちPCIクロックやスロット固有信号等は一切使われていないため、CPUから見ればPCIは空きに見える。すなわちPCIバスはほぼ電源の供給のみに利用されるが、一部に電源/GND以外の信号線も使用されている。そのためPCIバスに装着しないで単純に外部から電源を供給しただけでは必ずしもうまく動作しない。該当信号線に給電することで動作させても電源オフ時にうまくスタンバイ電源や内部バッテリに切り替わらない可能性が生じ、その場合は電源オフ時にデータ化けやデータ喪失が起こる。しかしサポート外ながらPCI→PCI express変換アダプタを介すなどして外付け動作させた報告も知られる。
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