筆画の利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 16:13 UTC 版)
筆画を利用して漢字の検索、コンピュータでの入力などが行われている。 四角号碼索引 - 漢字の四隅の筆画または筆画の組み合わせに0から9までの数字に分類し、左上、右上、左下、右下の順で数字をならべ索引できるようにしたもの。例えば「端」は左上が0(点と横の組み合わせ)、右上が2(竪や撇など)、左下が1(横や提など)、右下が2で0212である。 五筆順 - 筆画の形状(筆形)を5種類に大別し、それに従って文字を配列する。部首・総画・発音引きで補助的手段としてよく用いられる。 五筆字型入力方法 - コンピュータでの中国語入力方式の一つ。キーボードに筆画や筆画の組み合わせを割り当てて入力する。中国でタイプライターを専門とする人たちはこの入力法を使うことが多い。 画数順 - 漢字を画数の少ないものから多いものの順に並べていくこと。漢字字典には、漢字をまず部首に分けて部首の画数順に配置し、それぞれの部首とその部首内の漢字を部首部分を除いた画数順に配置する方法がある。明の『字彙』によって確立された方法で、現在の日本の漢和辞典のほとんどがこの方法によっている。現在の中国の字書はピンインのアルファベット順であっても同じ音の漢字は画数の少ないものを先にする。 総画索引 - 画数で漢字を検索する方法。漢字を総画数の同じものでまとめたものである。同画数の漢字は部首順にならべることが多い。
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