第9巻 - 可能態・現実態とは? わかりやすく解説

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第9巻 - 可能態・現実態

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/09 00:03 UTC 版)

形而上学 (アリストテレス)」の記事における「第9巻 - 可能態・現実態」の解説

第9巻(Θ) - 可能態現実態(全10章第1章 - 「デュナミスにおける存在」(可能的存在)と「エネルゲイアにおける存在」(現実的存在)について。まず本来の意味での「デュナミス」すなわち「運動の能力としてのそれ。能動的能力受動的能力能力欠除態。 第2章 - 非理性的能力理性的能力理性的能力反対ものども両方関係し得るが非理性的能力一方的である。 第3章 - 能力可能性)を否定するメガラ派逆説対す反論次に新たな意味での「デュナミス」、すなわち現実活動現実態としてのエネルゲイア」に対する可能力可能性可能態としてのデュナミス」について。 第4章 - 無能不可能・有能可能などについて。 第5章 - 能力可能性獲得方法と、可能性・可能帯が現実化される諸条件について。 第6章 - 「エネルゲイア」に対する「デュナミス」(可能性可能態)。「エネルゲイア」の二義。すなわち「運動現実活動としてのそれと「完了的な現実態」(エンテレケイア)と同義的なそれ。 第7章 - どのような場合に、あるものは他のものの「可能態」であり「質料」であるか。 第8章 - 「現実態」はその説明方式においても、時間的にも、その本質においても、「可能態」より先である。永遠的・必然的な実体は「可能態」において存することなく永遠的な運動にも単なる「可能性」存しない第9章 - 「善の現実態」は「善の可能態」より優り、「悪の現実態」は「悪の可能態」より劣る。幾何学的定理は「現実化」によって発見される第10章 - 真としての存在。非複合体および複合体の真と偽について。

※この「第9巻 - 可能態・現実態」の解説は、「形而上学 (アリストテレス)」の解説の一部です。
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