第7期党中央委員会第4回総会
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第7期党中央委員会第4回総会は2019年4月10日に開催され、以下の3項目を議題とした。 社会主義建設で自力更生の旗印をより高く掲げていくことについて 最高人民会議第14期第1回会議に提出する国家指導機関構成案について 組織問題 総会では、2月末にベトナム・ハノイで行われた米朝首脳会談が物別れに終わり、期待されていた北朝鮮への各種制裁が解除される見通しが経たない現状を打開するため、(外国に依存しない)自力更生による経済建設を推し進めると金正恩が宣言し、決定書として採択した。 このほか、最高人民会議第14期第1回会議に提出する、国務委員会・最高人民会議および最高人民会議常任委員会・内閣をはじめとする国家指導機関構成案と組織問題に関する決定を採択した。 総会で選出された党幹部は以下の通り。 政治局常務委員:金永南が退任。金正恩、崔竜海、朴奉珠の3名体制に移行。 政治局員:金才龍、李万建、崔輝、朴太徳、金秀吉、太亨徹、鄭京擇 政治局員候補:金与正を解任。趙甬元、金徳訓、李龍男、朴正男、李煕用、趙春龍を任命。 党中央委員会副委員長:朴奉珠、李万建 党中央軍事委員会委員:金才龍、李万建、太宗秀、キム・チョグク 党中央委員会部長:李万建、張金哲、金東日 党中央委員会第一副部長:趙甬元、キム・チョグク、金勇帥 道党委員長:姜峯訓(慈江道党委員長)、朴昌虎(黄海北道党委員長)、李哲萬(黄海南道党委員長)、金賛三(南浦市党委員長) 総会で承認された国家指導機関構成案は以下の通り。 国務委員会 国務委員会委員長:金正恩 国務委員会第一副委員長:崔竜海 国務委員会副委員長:朴奉珠 国務委員会委員:金才龍、李万建、李洙墉、金英哲、太宗秀、李容浩、金秀吉、努光鉄、鄭京擇、崔富一、崔善姫 最高人民会議および最高人民会議常任委員会 最高人民会議執行部 最高人民会議議長:朴泰成 最高人民会議副議長:朴鉄民 最高人民会議書記長:朴錦煕 最高人民会議常任委員会 最高人民会議常任委員会委員長:崔竜海 最高人民会議常任委員会副委員長:太亨徹、金永大 最高人民会議常任委員会書記長:鄭栄国 最高人民会議常任委員会委員:金英哲、金能五、康智英、朱英吉、金昌葉、張春実、朴明哲、李明哲、康寿麟、康明哲、李哲 内閣 内閣総理:金才龍
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