第5の犯行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 09:15 UTC 版)
「アンリ・デジレ・ランドリュー」の記事における「第5の犯行」の解説
時期:1916年12月27日 被害者:アンナ・コロン(45歳) コロンも未亡人で、タイピストとして働いており、1万フランの貯金があった。同棲相手の男性がいたが、何らかの結婚できない理由があったと見られている。 1915年5月1日、コロンはランドリューの求人広告を目にし、それに応じた。自身の年齢は29歳と偽っていた。奇しくもこの日は、第3の犠牲者であるギランがランドリューの広告に応じた日でもあった。コロンはランドリューから返信を受け取り、彼に夢中になった。しかしランドリューは先にギランやエオンの相手をしなければならなかったため、コロンに応じるには時間を要した。 翌1916年、ランドリューはコロンと出会った。コロンはランドリューに出会うとすぐに、先述の同棲相手の男性よりも、ランドリューの方が好ましいと判断した。コロンはランドリューに、家族に会ってほしいと頼み、ランドリューは仕方なく応じた。コロンの両親はランドリューに会った際、彼に悪い印象を受けた。コロンの姉も、一目見るなりランドリューのことを嫌いになった。しかし家族たちは、コロンを思い留まらせることはできなかった。 12月14日、コロンの妹がガンベに行き、ランドリューとコロンを訪ねた。その後の12月27日、コロンは消息を絶った。
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