第4楽章 Allegro vivacissimo — Allegro maestoso assai
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「交響曲第3番 (メンデルスゾーン)」の記事における「第4楽章 Allegro vivacissimo — Allegro maestoso assai」の解説
イ短調 2/2拍子 - イ長調 6/8拍子 ソナタ形式。 第4楽章 Allegro vivacissimo - Allegro mæstoso assai この音声や映像がうまく視聴できない場合は、Help:音声・動画の再生をご覧ください。 低弦が激しくリズムを刻み、ヴァイオリンが広い音域を上下する第1主題を示す。第2主題はホ短調、木管楽器で出されるが、弦によるハ長調の勇壮な対句を伴っている。この主題も第1楽章の序奏主題と関連がある。展開部では、第1主題と経過句の動機が主に扱われる。再現部は短縮され、コーダに入ると、第1主題に基づいて激しく高まるが、波が引くように静まって、第2主題が寂しげに奏され、いったん全休止となる。テンポを落として6/8拍子になり、低弦が新しい旋律をイ長調で大きく歌う。これも第1楽章の序奏主題の動機が組み込まれている。この新しい主題によって壮大に高まり、全曲を明るく結ぶ。
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