第4世代HD-PLCの技術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 21:48 UTC 版)
「HD-PLC」の記事における「第4世代HD-PLCの技術」の解説
あらゆる機器がインターネットにつながるIoTの時代において、HD-PLCをBEMS(Building and Energy Management System)やFEMS(Factory Energy Management System)、スマートメータへの適用を進める中で、マルチホップに頼るだけでなく、1ホップあたりの通信可能距離を伸ばして欲しいという要望が出てきた。一方、監視カメラ用途においては、高画質化(4k/8k)が進められ、対応できる通信速度の向上が求められた。この技術は、通信距離と速度の両方で従来のHD-PLCを改良したもので、これまでのHD-PLCの使用帯域(2~28MHz)を、その1/2または1/4とすることで通信距離を従来のHD-PLCの2倍とし、逆に使用帯域を2倍、4倍とすることで、最大物理速度1Gbpsを実現している。なお高速化は国内では専用線向けの技術となる。
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