第277話 200年の輪廻 / 1989年8月
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:32 UTC 版)
「ゴルゴ13のエピソード一覧」の記事における「第277話 200年の輪廻 / 1989年8月」の解説
革命200年祭を間近に控えたフランス・ナポレオン広場から、当時の女流作家・スタール夫人の日記が発見される。ルーブル美術館主席理事のベルナール・エルデューらが修復を行った結果、驚くべき記述が見つかった。ルイ十六世の死刑決議の際、彼のいとこに当たるオルレアン公が賛成にまわったのは、賛成派の工作によって大金で買収されたためだというのだ。しかし、この記述の裏付けとなるメモが記されたオルレアン公の肖像画は、第二次大戦時、ヒトラー率いるドイツ軍に回収されて以後、行方知れずになっていた。一方、側近が起こしたインサイダー取引、”ペシネー事件”によるスキャンダルに揺れていたミッテラン大統領にも、この日記に関する情報が伝わる。記述が公開されることで政治と金にまつわる政権批判が起きることを懸念した彼は、対策を講じるよう部下に厳命する。
※この「第277話 200年の輪廻 / 1989年8月」の解説は、「ゴルゴ13のエピソード一覧」の解説の一部です。
「第277話 200年の輪廻 / 1989年8月」を含む「ゴルゴ13のエピソード一覧」の記事については、「ゴルゴ13のエピソード一覧」の概要を参照ください。
- 第277話 200年の輪廻 / 1989年8月のページへのリンク