第14空軍 (アメリカ軍)とは? わかりやすく解説

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第14空軍 (アメリカ軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/07 14:34 UTC 版)

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第14空軍
創設 1943年3月10日
国籍 アメリカ合衆国
軍種 アメリカ空軍
上級部隊 空軍宇宙軍団
基地 カリフォルニア州 ヴァンデンバーグ空軍基地

第14空軍(Fourteenth Air Force)はかつて存在したアメリカ空軍空軍宇宙軍団(AFSPC)に属する航空軍の1つ。司令部はカリフォルニア州 ヴァンデンバーグ空軍基地に置かれていた。指揮系統では戦略軍(STRATCOM)の作戦指揮下にあり、人工衛星の打ち上げ・運用やミサイルの早期警戒を行っていた。司令官職は中将をもって充てるポストとされており、2011年から司令官を務めたスーザン・J・ヘルムズ中将は、現在世界最長記録である8時間56分の宇宙遊泳を行った経験を持つ女性宇宙飛行士として知られる。

沿革

第二次世界大戦中にフライング・タイガースの後継である第23戦闘群を母体に設立された。CBI戦域に展開しており、中華民国軍との混成部隊もあった。1943年時点の司令部は昆明市に所在していた。

冷戦期には空軍予備役および空軍州兵の部隊であった。朝鮮戦争の頃はロビンス空軍基地英語版を司令部としていた。1960年9月1日には編成解除された。

1966年1月20日に防空軍団の部隊として復帰編成された。この時点では防空部隊であったが、1968年7月1日にコロラドス・プリングスで、事実上の再編成を行い、宇宙関連機材の運用を行う部隊となった。名称も第14航空宇宙軍(Fourteenth Aerospace Force)となった。ミサイルの早期警戒や宇宙空間の飛翔物体の監視を行っていた。これは1976年10月1日に編成解除される。

1976年10月8日に第14空軍(予備役)(Fourteenth Air Force (Reserve))としてドビンス空軍予備役基地英語版で再編成される。これは空軍予備役の部隊であった。1985年に第14空軍(Fourteenth Air Force)に再改称された。

1993年7月1日に空軍宇宙軍団の傘下で、再び宇宙空間関連の部隊として再編成された。1997年からはヴァンデンバーグ空軍基地に司令部を置いている。

主要部隊




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