第134師団 (日本軍)とは? わかりやすく解説

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第134師団 (日本軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/20 13:18 UTC 版)

第134師団
創設 1945年(昭和20年)7月10日
廃止 1945年昭和20年)
所属政体 大日本帝国
所属組織 大日本帝国陸軍
部隊編制単位 師団
兵種/任務 歩兵
所在地 満洲
編成地 満洲 佳木斯
通称号/略称 勾玉
補充担任 関東軍管区
最終上級単位 第1方面軍
最終位置 満洲 方正
戦歴 太平洋戦争
(ソ連対日参戦)
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第134師団(だいひゃくさんじゅうよんしだん)は、大日本帝国陸軍師団の一つ。

沿革

1945年(昭和20年)に入り、関東軍は南方へ兵力の過半数を引き抜かれていたが満洲居留邦人15万名、在郷軍人25万名を「根こそぎ動員」、さらに中国戦線から4個歩兵師団を戻してなんとか74万人の兵員を調達した。さらに以前関東軍特種演習により本土から輸送させた戦車200輌、航空機200機、火砲1000門も健在であった。

しかし兵員の半数以上は訓練不足、日ソ中立条約違反を想定していなかった関東軍首脳部の混乱、物質不足(砲弾は約1200発ほどで、航空部隊のほとんどが戦闘未経験者。また小銃が行き渡らない兵士だけでも10万名以上)のため事実上の戦力は30万名程度だったといわれている。

同年7月、「根こそぎ動員」の際に第134師団は、第14国境守備隊、独立混成第78旅団、富錦駐屯隊を基幹に佳木斯で編成された。

同年8月9日のソ連対日参戦時に、第134師団は依蘭に所在していた。ソ連軍松花江沿いに進撃し、それに伴い第134師団主力は南に移動し方正南方に陣を敷いた。富錦、佳木斯にあった部隊も戦闘を続けながら師団主力に合流したが、ほどなく停戦となり、8月25日に武装解除となった。

第134師団のほか、第135第136第137第138第139第148第149師団が同時に編成された。

師団概要

歴代師団長

  • 井関仭 予備役中将:1945年(昭和20年)7月16日 - 終戦[1]

参謀長

  • 末永光夫 大佐:1945年(昭和20年)7月16日 - 終戦[2]

最終司令部構成

  • 参謀長:末永光夫大佐

最終所属部隊

  • 歩兵第365連隊(満洲):岩田勝清中佐
  • 歩兵第366連隊(満洲):石山年秀中佐
  • 歩兵第367連隊(満洲):東野謹三大佐
  • 砲兵第134連隊
  • 工兵第134連隊
  • 輜重兵第134連隊
  • 第134師団挺進大隊
  • 第134師団通信隊      
  • 第134師団兵器勤務隊
  • 第134師団病馬廠
  • 陸軍病院
    • 関東第38(チャムス第1):長谷川重一軍医中佐
    • 関東第90(チャムス第2):中野義雄軍医中佐
    • 関東第91(興山):園田佐武郎軍医中佐
    • 関東第92(富錦):河合武夫軍医中佐

脚注

  1. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』273-274頁。
  2. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』426頁。

参考文献

  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 別冊歴史読本 戦記シリーズNo.32 太平洋戦争師団戦史』、新人物往来社、1996年。

関連項目




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