第132独立親衛自動車化狙撃旅団 (ロシア陸軍)とは? わかりやすく解説

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第132独立親衛自動車化狙撃旅団 (ロシア陸軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/09 21:59 UTC 版)

第132独立親衛自動車化狙撃旅団
創設 2014年10月14日
所属政体 ドネツク人民共和国
ロシア
所属組織 ロシア陸軍
部隊編制単位 旅団
兵科 自動車化狙撃兵
兵種/任務 機動部隊
所在地 ドネツク人民共和国
ゴルロフカ
通称号/略称 08803
愛称 ゴルロフカ
ベルクート
上級単位 第51親衛諸兵科連合軍
戦歴 ドンバス戦争
ロシアのウクライナ侵攻
指揮官 イーゴリ・ソコロフ少将
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第132独立親衛自動車化狙撃旅団(だい132どくりつしんえいじどうしゃかそげきりょだん、ロシア語: 132-я отдельная гвардейская мотострелковая бригада)は、ロシア陸軍旅団第51親衛諸兵科連合軍隷下。

概要

ドンバス戦争

2014年10月14日、ドネツク民兵第3独立自動車化狙撃旅団として占領下のウクライナドネツィク州(自称ドネツク人民共和国)で創設され、ドンバス戦争に投入された。

ロシアのウクライナ侵攻

東部・南ドネツク戦線

ドンバス戦争で最前線の東部ドネツィク州ヴォルノヴァーハ地区に配備されていたため、2022年2月24日のロシアのウクライナ侵攻はそのまま開戦した。第100自動車化狙撃旅団スパルタ大隊と共に攻勢を開始し、当初は撃退されたが援軍が到着すると力を増し、3月にヴォルノヴァーハを占領した[1]

2022年7月、東部ドネツィク州ホルリウカ地区に再配置されたが、ロケット砲大隊のオルガ・カチュラ大隊長が戦死した。ウクライナ侵攻で戦死した初の女性将校となった[2]

2022年12月、ロシアドネツク人民共和国併合で正式にロシア陸軍に編入し、第132独立親衛自動車化狙撃旅団に改称された[3]

東部・バフムート戦線

2023年5月、激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、ワグネル・グループと交代でバフムート方面を防御した[4]

東部・アウディーイウカ戦線

2024年1月、激戦地の東部ドネツィク州ポクロウシク地区に再配置され、友軍の救援でアウディーイウカ方面を攻撃した[5]

東部・バフムート戦線

2024年6月、激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、友軍の救援でバフムート南のトレツク方面に展開した[6]

編制

  • 旅団司令部(ゴルロフカ
  • 第1自動車化狙撃大隊
  • 第2自動車化狙撃大隊
  • 第3自動車化狙撃大隊
  • 戦車大隊
  • 旅団砲兵群
    • 本部中隊
    • 第1自走砲大隊
    • 第2自走砲大隊
    • ロケット砲大隊
    • 対戦車砲大隊
  • 高射ミサイル大隊
  • 偵察大隊
  • 工兵大隊
  • 通信大隊
  • 兵站大隊
  • 狙撃中隊
  • 整備中隊
  • 電子戦中隊
  • NBC防護中隊
  • 衛生中隊
  • 無人機中隊

出身者

脚注

出典




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