第1集 作品12
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1867年に出版。この時期は、ニーナ・ハーゲルップとの結婚の年で、翌1868年にピアノ協奏曲を作曲するなど、充実した創作期の作品である。後の作品集と比較すると、音形は単純で、複雑な技巧は必要としないながらも、すでにグリーグらしさは発揮されている。 アリエッタ変ホ長調。ポコ・アンダンテというゆったりとしたテンポで開始される。この曲はおよそ34年後に、『余韻』として戻ってくる。 ワルツ単純な曲ではあるが、グリーグならではの味わいをもつ。 夜警の歌シェイクスピアの『マクベス』から霊感を受けて作曲された。中間部は「夜の精たち」と題され、和音はラッパの音をあらわす。 妖精の踊り 民謡 ノルウェーの旋律 アルバムの綴り(アルバムリーフ) 祖国の歌短いながらも、堂々とした曲。
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