第1楽章 生き生きと(Lebhaft)
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「交響曲第3番 (シューマン)」の記事における「第1楽章 生き生きと(Lebhaft)」の解説
速度・表情の指示はドイツ語による。変ホ長調。3/4拍子。ソナタ形式。 第1主題が勢いよく呈示される。切分音を使ったリズム変化で、滔々と流れる印象を聴き手に与える。第2主題は木管による哀愁を帯びたもの。コデッタは第1主題の動機に基づいており、この提示部はシューマンの交響曲の第1楽章としては唯一反復指定がない。185小節目から始まる比較的長めの展開部は、二つの主題や経過句の動機を使い、後半でホルンの斉奏が第1主題の拡大形を勇壮に示して再現部へとつなげる。
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