第4楽章 フィナーレ 緩やかに (Langsam) - 生き生きと (Lebhaft)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 14:18 UTC 版)
「交響曲第4番 (シューマン)」の記事における「第4楽章 フィナーレ 緩やかに (Langsam) - 生き生きと (Lebhaft)」の解説
序奏付きの自由なソナタ形式(提示部反復指定あり)で、再現部で第1主題が再現されない。序奏は4/4拍子。第1楽章第1主題を扱いながら金管の響きで壮大に盛り上がる。主部はニ長調、4/4拍子。第1主題が決然と示されるが、これは第1楽章展開部で新たに示された主題である。第2主題は穏やかな旋律。金管の警告的な響きで展開部となり、第1主題をフガート的に展開する。再現部は第2主題のみが再現する。コーダでは速度を速め、力強く全曲を締めくくる。
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