第2楽章 スケルツォ
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「交響曲第10番 (マーラー)」の記事における「第2楽章 スケルツォ」の解説
Schnelle Vierteln 嬰ヘ短調 - 嬰ヘ長調 変拍子 二つの部分による自由な形式 交響曲第6番や交響曲第9番の第3楽章を思わせる、反抗的なスケルツォ。主部(A)はほとんど1小節ごとに拍子が変動する。ホルンのリズム、木管の軽快な動機につづいて、荒々しい弦の主題が登場する(譜例5)。これらの素材に基づき、多声的で激しい部分がつづく。徐々に曲調は明るさを帯びてきて、弦の下降音型が曲の進行をさえぎるように出ると、中間部となる。 譜例5 中間部(B)は変ホ長調、3/4拍子。レントラー風の主題(譜例6)は第1楽章のアダージョ主題(B)と関連がある。 譜例6 その後、この二つの部分が繰り返し変奏・再現されるが、両者の間隔が次第に短くなり、後半は頻繁に交替する。構造的にはABABABABAとなる。3回目のAからはBの動機が絡むようになり、コラージュ的で混沌としてくる。最後はAの上昇音型とBの下降音型が重なり合い、嬰ヘ長調で楽章を終える。
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第2楽章:スケルツォ
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「交響曲第2番 (ボロディン)」の記事における「第2楽章:スケルツォ」の解説
プレスティッシモ、ヘ長調、トリオはアレグレット、ニ長調主部は1/1の拍子である。
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