第四巻『象牙の帝国』
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「テメレア戦記」の記事における「第四巻『象牙の帝国』」の解説
イギリスに戻った一行は、かつて中国行きの船の上でテメレアがかかったのと同じ疫病がイギリスのドラゴンを苦しめ、戦力が大幅に落ちていることを知る。一行は病に倒れた多くのドラゴンと共に、治療法となったキノコを探すためにライリーの艦でアフリカに向かう。奴隷貿易支持者のライリーと廃止論者のローレンスは反目する。喜望峰に上陸した一行はキノコを見つけ、やがてドラゴンたちは快方に向かう。さらにキノコを探した一行はツワナ人に捕えられ、その強大な帝国を見る。帝国はイギリスの奴隷貿易に激怒し、イギリスの植民地を攻撃して陥落させる。一行は脱出してイギリスに戻る。奴隷貿易禁止法案はネルソン提督の強力な反対で葬られる。イギリス政府は一行が持ち帰ったキノコを秘密にし、疫病をフランスに持ち帰らせて大陸中のドラゴンの絶滅を画策する。テメレアとローレンスはキノコを盗んでフランスに渡す。ナポレオンの亡命の誘いを断り、イギリス軍の処罰に服すために帰国する。
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