第二章 正義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 02:33 UTC 版)
カティヤは被害者遺族として、容疑者であるアンドレとエッダのメラー夫妻に対する裁判に立ち会うことを決める。裁判の最初に、メラー夫妻の弁護士はカティヤの退廷を求めて原告側を揺さぶる。さらに遺体の損壊状況を詳しく説明されてカティヤは動揺し、一旦法廷を出ようとする途中でエッダにつかみかかろうとする。原告側の証人として出廷したアンドレの父は、ネオナチになった息子とかねてから対立している人物であり、息子がガレージにくぎ、肥料、燃料など爆弾の材料をため込んでいたことを証言した。弁護側は、ガレージのカギの隠し方などの不備を指摘し、第三者が勝手にガレージに入ったことが否定できなくなる。次の証人である刑事はガレージにあった爆弾材料とテロ現場の発見物が一致すること、ガレージの爆弾材料からはメラー夫妻の指紋ともう一人の指紋が見つかっていることを証言する。弁護側は、身元不明の指紋は買った店の店員のものでなく真犯人のものである可能性を指摘する。
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